・サードバッグ
女性用の札入れで、中にフレームの金具が付いている。ファーストバッグ(ハンドバッグ)・セカンドバッグに準じて名付けられた。
・サープラス・ギア
サープラスは「残余」「過剰」の意。すなわちサープラスギアは「放出品」で、軍隊の品を指す。アーミーサープラスギアは「陸軍放出品」、ネイビーサープラスギアは「海軍放出品」。チノ・フィールドジャケット・アーミーセーターなどは陸軍、ダッフル・ワッチキャップなどは海軍の放出品。
・札入れ
紙幣を入れて二つまたは三つに折ることができるもの。多くの場合、小銭入れが付いている。紙幣を折らずに入れるものは「札束入れ」という。
・サック(sac・仏語)
ハンドバックの総称。
・サバーバン・ウェア
「郊外着」「散歩着」。カジュアルウェアの類義語。
・シーン
「場面」「状況」「世界」などの意味。ファッションシーンは「ファッション界」。
・シック
「粋な」「しゃれた」といった意味。
・直ばめ
口金付きハンドバッグの口金と袋とを接続する方法の一つ。袋の上端を直接口金枠へ差し込み、接着剤などで固定する手法となっている。
・ジッパー(ZIPPER)
ZIPは”シュー”と非常に早い音を表し、それに「er(物)」をつけて「もっともスピーディーなもの」を表現する。
・地生
日本国内で産出される原皮のこと。地場産業で生皮のまま取引されるので、地生と呼ばれる。成牛の大きさは輸入原皮(洋原)とほぼ同じ大きさだが、皮質の鮮度がやや良く、きめが細かく傷も少ない。
・渋なめし
タンニンなめしのこと。植物の幹根や葉などに含まれている植物性タンニンをなめし剤として使用する。
・しぼ
皮をもんで、その表面にできるシワをいう。角シボ・丸シボ・水シボなどの種類がある。
・ジャケット
一般的には上着の総称。ウエスト丈のものからひざ上丈のものまで幅広くジャケットと呼ばれる。ツイードジャケットやサファリジャケットは「スポーツコート」、背広型のジャケットは「オッドジャケット」・「ラウンジジャケット」と呼ばれる。
・シュリンクレザー
皮をなめす際に薬品を加え、ぎん面を収縮させ、独特のシボを強調した革。
・錠
ふたを止めるための係止金具。施錠できないものを「錠」、できるものを「錠前」と区別することもある。
・ショルダーバッグ
肩から下げるバッグの総称。第二次世界大戦下で看護師が使用していたバッグがヒントになっているといわれる。
・シルエット
形・姿・輪郭・衣服のアウトライン(外形)を指すファッション用語。
・シンプル
「単純な」「質素な」の意味。装飾的なものを取り除いた単純な美しさを持ったものをいう。
・スーツケース
トランクにスーツを挟む仕切り、またはスーツ保持ベルトを付けたもの。旅行用かばんの総称。
・スキニー
「細い」の意。スキニーベルト(細いベルト)・スキニーパンツ(細身でぴったりしたパンツ)など。
・スタイリング
色・デザイン・シルエットなど様々な要素から流行の型の服を作ること。衣服から小物まで一つのスタイルとしてトータルにコーディネートすること。
・スプリットレザー
革のぎん面を漉いて取り除いた残りの部分のこと。いわゆる「床革」。
・スポーツウェア
スポーツをする人のため、あるいはスポーツ観戦する人のためにデザインされた衣服。
・スポーティー
「運動的な」「競技的な」「スポーツ風な」などの意味。
・セピア
天然の褐色顔料で、茶褐色色の革の塗り染めに使われる。
・染色
皮に色を付ける場合は、ドラムという大きな丸いタイコ状の容器に革・水・染料などを入れ長時間回転させて行う。
・センス
「感覚」「感性」などの意味。
・ソフィスティケート
「小粋な」「洗練された」「都会的な」などのニュアンスを含む米語。
・ソフトレザー
衣料用・手袋用・袋物用など薄手の柔軟な革の総称。