・バックスキン
鹿革一般を「ディアスキン」といい、特に牡鹿のぎん面を毛羽立たせたものだけを「バックスキン」と呼んでいる。今日では、ぎん面・裏面を問わず、起毛処理された革全般をそう呼んでいる。
・ハトメ
金属や樹脂などで出来た環のことで、機能面・装飾面ともに使われる。
・バニティケース
化粧道具入れ。箱型で、中は何段にも分かれており、収納・整理しやすく作られている。
・バフ
サンドペーパーで、革のぎん面や肉面を磨き起毛させること。(スエード・ベロア・ヌバックなど)
・ハンガーケース
洋服のハンガーを収納したスーツケースのこと。
・美錠(びじょう)
金属や樹脂などでできた留め具・締め具。機能面・装飾面ともに使われる。
・不織布(ふしょくふ)
「織らない布」で、繊維をウェップ状にして、繊維が絡み合った接点を合成樹脂その他の接着剤によって結合させ、布状にしたもの。
・フライトケース
パイロットが使っているかばんを商品化したもので、パイロットケースともいう。重ね蓋式の手提げかばん。
・ブリーフケース
手提げ式の書類入れかばんのこと。
・フレーム
口金枠。ハンドバッグの部分名称で、丸溝・天溝・横溝・立溝などがある。
・ベリー
皮の部分の名称で、動物の腹部にあたる。キメが粗く、伸びやすいので他の部分よりも商品価値は低い。
・ベンズ
皮の部分の名称で、動物の肩・脇腹・腹部を取り除いた部分。厚み・重量があり、一般に底革として用いられる。
・ポートフォリオ
「三方開き」ともいい、三方がファスナーによって開閉できるようになっていて、書類などが収納できるように作られている。
・ボストンバッグ
アメリカのボストン大学の学生に愛好されたことから、名付けられた。素材・サイズも様々で、小旅行向きのかばんのこと。
・ボンサック
縦型の筒状バッグ。上部開口部が巾着式になっている。布地や革製などがある。
・本染め革
「ぎん付き」とか「フル・グレイン」と呼ばれる革。毛を取り除いただけの自然の美しいぎん面を活かした、染料仕上げの革のことをいう。